着物の仕立て直しの方法を解説。自分でできる簡単なチェックの仕方

着物の仕立て直しのイメージ画像

着物の仕立てをした後に、いまいちしっくりこないとかサイズが変わってしまったなどの理由で、着物の仕立て直しをしたいという場合がありますよね。

着物の仕立て直しにも色々あります。

身丈直しなどの部分的なサイズ直しから、一度、全部解きは縫いをして反物の状態に戻して、1から仕立て直す方法もあります。

身丈直しなど部分的にサイズ直しをする方法

身丈直しの場合、長く伸ばす場合と短くする場合があります。

腰の上あたりの内揚げと呼ばれる織り込んである部分で調節する方法と、裾の部分を切ってサイズ直しをする方法の2パターンあります。

内揚げで調節する方法

織り込んである内揚げの部分で身丈のサイズ直しをする場合、生地を切ることなくサイズを変更できるので、後に再度寸法を変更することができます。

デメリットとしては、織り込んである部分の長さが短いと出せる長さが短くなってしまいますので、希望の長さ分だけ伸ばすことができないことがあります。

その場合には、見えない部分に足し布などを足すことで身丈の寸法を伸ばすこともできます。

身丈を伸ばしたいという場合には、自分の着物がどれだけ伸ばすことができるのが内揚げの織り込んである部分の長さを一度確認してみてください。

この部分の長さを確認していただければ、身丈をどれくらい伸ばすことができるのか分かります。

この点については、動画でも解説をしていますので、参考にしてください。

裾を切る場合

小紋などの同じ柄が続く着物の場合は、裾を切って身丈を短くすることができます。

この場合は、生地を切ってしまうことになりますので、後に再度伸ばすということが不可能になります。

解きは縫いをして仕立て直す方法

部分的なサイズ直しではなく、全体を仕立てかえる場合には、一度着物を解いて、縫い合わせて元の反物の状態に戻す「解きは縫い」というのを行います。

汚れている場合には、解きは縫いの後に、洗い張りをすることで着物が綺麗に蘇ります。

解きは縫いと洗い張りをした後で、再度仕立て直すので全体を綺麗に仕立て直すことができます。

ただ、どうしても反物の長さが足りない場合がありますので、その場合はつなぎ仕立てなどで対応することができます。

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