艶やかな黒地に、凛と咲く椿柄を大きく配し、たたき染めによる独特な濃淡が背景に奥行きを与える、存在感あふれるフォーマル訪問着です。
柄の中には、繊細な粒が美しい本疋田絞り柄、ふっくらとした陰影の帽子絞り柄、流れの中にリズムを生む一目絞り柄、さらにアクセントとして疋田絞り柄を重ね、まるで職人の技の見本帳のような絞りの表情が詰め込まれています。
そして要所には京金箔が控えめに施され、光を受けてほのかに輝き、気品ある華やぎを添えています。
生地には極上の正絹を使用し、しっとりと肌になじむ上質な風合いが、着姿に自然な艶と格調をもたらします。
式典・お祝いの席・舞台映えする場面にもふさわしい、重厚感の中に品格と粋を宿した一着です。
おすすめポイント
-
黒地の重厚な存在感
椿や絞り柄が美しく映え、着姿に圧倒的な高級感を。 -
椿柄の力強くもやわらかな花姿
和の中にもモダンな印象を持ち、大人の女性らしさを演出。 -
たたき染めの深い表情
染めの濃淡が背景に奥行きを与え、柄の美しさを引き立てます。 -
4種の絞り柄(帽子・疋田・本疋田・一目)を贅沢に使用
異なる絞り技法が重なり合い、織りなす柄に豊かなリズムと立体感を。 -
京金箔の控えめな煌めき
光を受けるたびにさりげなく輝き、特別感と気品を演出。 -
正絹の極上の着心地と光沢感
格を求められる場面にふさわしい、まさに“本物”の素材。
「黒に咲く椿、絞りが奏でる美の重奏。」
伝統の粋と格式をまとう、晴れの日の一着に。