透き通るような白地に、墨の濃淡が織りなすグラデーションをたたき染めで表現。
そこに、伝統的な四種の絞り技法──帽子絞り柄・疋田絞り柄・本疋田絞り柄・一目絞り柄──を重ねることで、シンプルでありながらも奥行きと静かな存在感を放つ一着に仕上げました。
絞り柄の立体感と、墨色のにじみや濃淡が調和し、見るたびに新たな表情を見せてくれます。
素材には、上質な正絹を贅沢に使用。肌にしっとりと馴染む着心地と、美しい光沢がフォーマルな場にもふさわしい気品を演出します。
式典・お祝いの席・茶席など、控えめながら確かな格を感じさせたい場面に最適な一枚です。
おすすめポイント
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白地×墨濃淡のモノトーン美
静けさと品格を感じさせる配色は、年齢を問わず人気。 -
たたき染めの繊細な陰影表現
濃淡が自然に広がり、絞り柄に柔らかな奥行きを加えます。 -
4種の絞り柄を贅沢に使用
・帽子絞り柄:ふっくらとした丸みが優美な印象
・疋田絞り柄:細やかな粒模様でリズム感を演出
・本疋田絞り柄:高級感の象徴、熟練の技術が光る絞り
・一目絞り柄:鋭さと流れを与える粋なアクセント -
正絹の極上の着心地と艶
軽やかで柔らかく、動きに合わせてしなやかに揺れる風合い。
「墨の静寂に、絞りの技が語りかける。」
モノトーンの中に匠の技と美意識が息づく、フォーマル訪問着です。